2012年03月07日
児玉龍彦さんの魂の叫び
去年の7月27日の衆議院での参考人意見での満身の怒りにも匹敵する魂の叫びを再び聞けました。
「直撃インタビュー・被災地の目線で“児玉龍彦”」東北Z、(3月7日午前1:50~2:35NHK放送)仙台で作られ今年の2月に東北で放送されたものが全国放送という形で再放送されました。
除染は、空からの目線でみて、まず、屋根にしみついたものを葺き替える、次に庭の土を5センチぐらいはぎとる。日本はチェルノブイリと違って、雨が多いので、水に流れるものはほとんど流されてしまっています。それなので、屋根は取り替えるしかなく、水で流された、セシウムが雨どいや側溝にたまってるので、それを片付ける。4つめが、防風林とか、樹についてるものを始末する。これらを、ちゃんとやるとすると、一軒あたり500万かかるそうです。国の予算は70万だそうです。
なんでこれらの怒りが湧いてくるのかという問いに対して、東大が率先して原子力を進めてきたし、それらの反省もあって、国に怒りをもって発言しているそうです。京大の小出裕章さんもそうなのですが、ちゃんとみんなに謝ったのはこれだけ身を粉にして活動している二人だけであり、本来反省すべき政治家や官僚は全く反省しようともせずに、原子力を再開しようとしています。
福島を中心に放射能がばらまかれ、それをなんとかしないかぎり、人が流失し、福島の国土が失われます。最優先で、国は取り組まねばならないのに、ほとんどなにもしないで終らせようとしています。ほんと、その怒りは自分にもあるので、感激しました。東大にも、京大の小出さんにも匹敵するすばらしい人がいるのだなと思いました。
なんか、うまくまとめられないのですが、ともかく、また、心を動かされたので、是非ともこの番組をなんらかの形で見てくださいませ。
Posted by neconeco at 03:09│Comments(0)
│原発事故・放射能