ソラマメブログ

2011年04月09日

自己判断が求められる時代>< 

自己判断が求められる時代>< 


  完全に自分で判断しなければ生き残れない時代になったようだ。

  一番最初にやばいと思ったのが、作業員の被曝線量限度を100ミリ(シーベルト)から250ミリに引き上げたときだ。勝手に上げるなと言いたかった。実際には作業員の作業できる時間がより短くなり、ほとんど80ミリシーベルトを越え始めたことによると推測される。(3月15日 MSN産経ニュース。)

  次が、4月6日に一般の住民の年間被曝線量を1ミリ(1000マイクロ)シーベルトから引き上げを検討と枝野官房長官が言ったときだ。これも実際に福島県で累計放射線量が11ミリシーベルトを超えたことの対応によると思われる。単なるつじつまあわせにすぎなくて、だれも住民の安全を考えていない判断である。福島原発から北西の方角にある飯館村はどうみても避難地域なのに、単純な同心円状の30キロ圏内に入っていないから、強引な理屈をつけて避難の必要なしと言った。

  いまさら言うまでもないことだが、放射性物質は風の影響を受ける。濃度も風によってまっすぐたなびく場合ほとんど薄まらない。放射能が目に見えない、においがない、すぐに症状出ない、ということをいいことに好き放題に決めているように思われる。

  完全に今の政府の言うことは信用できない。

  被曝線量の求め方にしても、今の測定の仕方は外部被曝のみを測定しているにすぎない。外に出ていれば呼吸するし、汚染された食べ物も食べる。それらすべてを合計しないと正しいとは言えない。武田邦彦さんが原発推進派であるにもかかわらず歯に衣着せず、ずばっと言っておられるので紹介します。「原発 緊急情報(52) 子供の目線で


  無策無能の政府のままでいると、おそらく放射能だだもれ(必ずまた圧力を逃がす為にベントをすると思われます。そのとき大量の放射性物質が撒き散らされます。)状態を回避できずにかなり長期間被曝することになると思われます。是非、東北から関東までのみなみなさまには正しい情報を収集し、御自身の判断でもって行動することを切に望みます。少なくとも福島県の線量の高い地域の子供をお持ちの人の知り合いの方がいらっしゃったら是非、武田さんの文章を教えて差し上げてくださいませ。


  脅かすわけではないが、離れた地域でも安心はできない。ホットスポットということがあり、かなり離れた地域まで放射能雲が流れて行きそこで雨を降らせば、原発上空の高濃度のまま汚染されます。






  上の文章は、昨日の夜いっきに書き上げたものですが、落ち着いて今読み返しても、間違っているとは思えません。勿論政府側の言い分としては、あいまいな退避地域の設定の仕方をした場合、いたずらに不安をあおるだけであり、補償問題も関係してくるとなり、官房長官としてもすごーくあいまいな言い方しかできないとわかります。

  上記の武田さんの文章を単純に応用してみると、内部被曝、食材からの摂取、水からの摂取を合わせるということで、大人の場合、大体4倍すると考えると、たとえば東京の場合、文科省のホムペ見ると大体0.1マイクロシーベルトなので1時間当たり0.4マイクロシーベルト。1年間この状態が続いた場合、1日24時間、それが365日で、0.4×24×365=3504マイクロシーベルトとなります。約3.5ミリシーベルトでもともとの基準、年間1ミリシーベルトの3.5倍となります。

  一番問題なのは、原発から40キロメートル圏内だと思われます。風と地形の影響が一番大きいので、場所によってかなり違ってくるので、自己判断するしかないと思われます。(ちょうどきょう9日、久米さんのラジオ番組で、福島原発で東京に避難してきた中学生(小学生だったかな><)がラジオに出ていたのですが、30キロ以内の人は東京の学校に転校し、34キロの人は被曝されに戻るということを自分で言ってました。子供は明るく対応しているように見えますが、こんな判断をさせる原発事故とそれをとりまく人々が憎いです。)





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Posted by neconeco at 16:25│Comments(0)ガエタⅠ
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